新しく改良されたAkordJS 2.0
ユーザーフィードバックを確認した後、Akordは改良された開発者向けツール「AkordJS 2.0」を発表しました。AkordJS 2.0のバージョンには、これまで以上に優れた新機能や改良が導入され、ますます価値が高くなりました。
もっと詳しく知りたいですか？
それでは、さっそく見ていきましょう！
Arweaveの不変性と永続的なファイルストレージを活用し、AkordJSはメッセージングとノートによる安全な協業手段とプライバシーレイヤーを提供します。- Akordの共同創設者Richard Caetano氏（ブログ抜粋）
AkordJS
まず最初に、AkordJSとは何かについて疑問に思うかもしれません。
AkordJSは、開発者がAkordプロトコルの機能とコア機能を自分たちのアプリケーションに統合するために使用できる開発者向けツールです。つまり、AkordJSは、Akordのデジタルボールトを介してユーザー所有のストレージを分散型アプリケーション（dApp）に統合するために、Akordプロトコルのすべてのコア機能を実装することを可能にします。
Akordによると、AkordJSを使用することで、開発者は以下のことができます。
セキュアでエンドツーエンドの暗号化されたボールトを作成し、文書、画像、構造化データ、その他の形式のデータを保存する。アプリケーションは、ユーザーが許可を設定している限り、ユーザーのボールトにアクセスできる。これらのボールトは、Arweaveブロックチェーン上のデジタル契約によって維持され、すべてのデータがチェーン上に格納されます。
ボールトにメンバーを追加または削除し、寄与者または表示のみの権限を持つことができます。クライアントがキーを生成および回転させ、プロトコルがメンバー間の合意を検証します。
すべてのデータセット（ファイル、メッセージなど）は、クライアント側で暗号化され、vaultに格納されます。vaultでは、データをフォルダーに整理したり、ファイルのリビジョンを追跡したり、イミュータブルなイベントのタイムラインを監査したりすることができます。
AkordJS 2.0
AkordJS 2.0は大幅な改善が行われ、ユーザーからのフィードバックに基づいてAkordチームによって微調整、更新、アップグレードされました。
AkordJS 2.0では、開発者が以下のことができます。
外部サービスや他のAPIをAkordJSのコアから抽象化し、単一の、デプロイ可能な、公開されたエンドポイントに置き換えました。サードパーティの開発者は、Arweaveへのアクセスとトランザクションのコミットに使用するバックエンドを自由に選択できるようになりました。
上記の抽象化から不要な依存関係を削除し、AkordJS全体のサイズを縮小しました。
プロジェクトの名前付け規則とコードベースの一貫性を改善し、名前も変更されました。
AkordJSは、開発者がAkordプロトコルをより簡単にアプリケーションに組み込んで、独自の出版やブログ、安全なアーカイブ、配信などの潜在的なユースケースを探索できるようにします。コンテンツは無期限に保管され、オーナーが管理し、簡単に渡せます。トークンゲートアクセスを使用して、特定のコミュニティとコンテンツを共有することもできます。QRコードを使用して、追加情報や報酬にアクセスすることもできます。また、AkordJSを使用して、ビューアーが特定のリソースにアクセスする前に署名し、同意する必要があるコンテンツの保管庫を構築することもできます。サードパーティがAkordJSを活用する方法は、彼らの想像力に制限されるだけです。
Richard Caetano氏は、Permablogと呼ばれるシンプルでプライベートかつ永続的なブログを構築するために、AkordJSを使用する例をブログ記事で紹介しています。Permablogでは、「ブログ投稿のエンドツーエンドの暗号化、Arweaveブロックチェーン上の永続的なストレージ、そしてAkordプロトコルによるキーのローテーションによるアクセス制御が提供されます。」
こちらで例を確認し、完全なブログ記事を読むことができます。y
